補助金・事業計画承認の最近のブログ記事
来年本格的にスタートするの開発テーマが、
関東経済産業局の『経営力向上計画』に認定されました!
あとは、『ものづくり補助金』の申請(1/17締め切り)を残すのみ。
実は、『経営力向上計画』も、『経営革新計画』も、ものづくり補助金をGetするための
布石でした。ものづくり補助金承認の加点になるんです。
よーし!あと一踏ん張り!
東亜工業㈱ホームページ
http://www.toa-industry.co.jp/
東亜ソリューション(餃子ビジネス問題解決)
浜太郎(アンテナショップ)
最大1,000万円の補助金
ものづくり補助金(28年度補正)が間もなく!
前回の『ものづくり補助金、公募間近!?(前編)』では
補助金概要と申請書までの流についてご説明しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.toa-industry.jp/blog/2016/09/post-85.html
今回はより精度を高めるための核心的なところに触れてみます。
[心構]
ものづくり補助金の採択審査員は各分野の複数の専門家で構成されています。
しかし業界のニッチな専門的内容に関してまでは殆ど素人と言えます。
なので採択はポイント(点数)制です。
どんなに優れた「革新的な開発やサービス」でも
ポイントが付かなければ採択されません。
素人目にも説得力ある内容に仕上る必要があります。
逆に汎用的な内容でも書き方によっては加点され
採択されることがあるのが現状です。
これが補助金事業の最大の問題点とも言えますが、
そこを嘆いていても始まらないので目的を達成するために
逆手に取るぐらいの心構えが必要です。
[けして他人任せにしない]
たまに目にするのですが、社内の担当者に任せて
申請書を作らせるケースがあります。
殆どの経営者は忙しいので分からないでもありません。
でも私の知る限り採択されたケースはありません。
もちろん全国レベルで見れば採択されているケースもあるでしょう。
要は確率の問題です。
[1億の売上ゲットするぐらいの気持ちで]
仮に1,000万の補助金を目指すとします。
本業で1,000万利益を生むのは並大抵のことではありません。
仮に優良企業の営業利益が10%と仮定します。
ということは1億の売り上げを上げなくてはならないのです
(厳密に言うと補助金は営業外収益)
1億の売上げをゲットするのに事務方の担当者に任せきりにしますか?
[本質は]
でもこの補助金の本当の目的は、本補助金事業を通して
「革新的な開発やサービス」を実現させることです。
そこまで行かなくても本業での商品やサービスの付加価値や差別化、
効率化に一役買ってくれればいいのです。
要は売上げ利益のチャンスを広げるところにあるのです。
そして私が最近つくづく思うのは、
補助金申請書作りの過程を通して経営者としてビジョンと
目標を整理できることがとても有益だと思っています。
それにより会社の目標や方向性、アクションプラン、
またどのような投資(人・物・金)が必要なのかが明確になり、
迷うことなく歩むことが出来ることだと思います。
「経営者の熱い思いを」
審査員も人間です。
やはり気持ちがこもった内容には説得力があります。
ぜひ経営者の方も補助金申請書の作り込には積極的に関与して、
経営者ならではの熱い思いがこもった申請書を作り上げてください。
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餃子ビジネス成功へのソリューション
アンテナショップ『餃子専門店 浜太郎』ホームページ
最大1,000万円の補助金
ものづくり補助金(28年度補正)が間もなく!
まだ確定ではないのですが、中小企業庁のHPでは
事務局(管理運営団体組織)の募集と事前予告が発表されました。(9/13)
本文によると、平成28年度第2次補正予算成立から1ヶ月程度で公募となっております。
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/sapoin/2016/160913mono.htm
予算審議中ですが、ほぼ間違いなくものづくり補助金の公募が近々発表される見通しです。
(金融機関、全国中央会、商工会議所、他、関係者情報)
<ものづくり補助金の概要まとめ>
①「試作品の開発」だけではなく「革新的なサービス」なども対象
②小規模事業者の設備投資などにも使える。
③補助上限額1,000万円(それ以上の可能性あり、しかも無返済)
④補助率2/3以内(最大1,500万の設備投資に、1,000万の補助金がもらえる)
⑤今回は予算も多く付きそうなので採択件数も多いことが期待できる。
参考:前回『27年度補正ものづくり補助金』の概要はこちらから
http://www.siz-sba.or.jp/s/jigyou/h27-mono.html
<問題点・課題>
①公募期間が短い(前回は1.5ヶ月程度)
②申請書作りが大変
③審査が厳しい
当然ですが仮に申請出来ても全ての案件が採択されるものではありません。
内容が補助金に値する事業かどうか厳密な審査があります。
理由は長くなるので控えますが、
最大の理由は国民の税金が使われるからです。
「補助金は欲しいけど、ハードルが高いからな~」
と言われる方もいらっしゃいます。
確かにハードルは高いですが諦めるのはまだ早いです。
以前よりは補助金事業を取り巻く環境も変わってきて、うまく立ち回れば
採択される可能性はかなり高くなってきました。
<補助金事業の目的と背景>
補助金事業はアベノミクス政策と密接な関係があります。
うまく補助金をゲットするためにもその目的や背景を理解しておきましょう。
l アベノミクスの目標でもある市場の活性化
l 中小企業の設備投資を促す。
l サービス業にも使えるようになった。
l 銀行の積極的貸し出し(マイナス金利、国の保証)
l 申請書作りをサポートする機関や会社が増えた。
<申請までの流れと対策>
そこで、今のうちから準備をしておくことが大事です。
公募が始まってから「何をするかな」ではまず間に合いません。
初めてチャレンジされる方は今すぐ準備に取り掛かりましょう。
① 申請事業内容を決める。
l 自社の抱える問題とものづくり補助金の対象になるテーマを見つける。
l 以前の募集要項や採択事例確認して傾向を確認
l 専門家や詳しい方にテーマの方向性について相談。
商工会議所や取引銀行でも積極的に相談に乗ってくれます。
② 申請書作りのサポートを依頼する。
A) [有料コンサル系会社]
申請書作成サポートしているコンサル系会社もありますが、
有料なので予算が見合えば確率は高いと思います。
B) [銀行・金融機関]
殆どの金融機関で専門部署を作って補助金申請をサポートする体制があります。
無料での場合は取引銀行にサポートを依頼するのが最有効と言えます。
C) [商工会議所・全国中央会等の支援団体組織]
商工会議所・中央会等の支援団体でもサポートしてくれるところがあります。
地域によってノルマがあったり、銀行からの出向員がいたりして積極的に
サポートしてくれる場合もあるそうです。
D) [設備メーカー]
補助金を活用して設備投資をする場合は、設備メーカーにも事前に協力要請をしておきましょう。
メーカ-ならではのノウハウ提供や図面などの協力をしてくれるところがあります。
メーカーを選ぶ際はそうサービスが受けられることもポイントです。
③ 社内や社外の協力者とうまく連携を取って
ぜひ経営者の方も補助金申請書の作り込には積極的に関与して、
経営者ならではの熱い思いがこもった申請書を作り上げてください。
後編に続く・・・
東亜工業㈱ホームページ
http://www.toa-industry.co.jp/
餃子ビジネス成功へのソリューション
アンテナショップ『餃子専門店 浜太郎』ホームページ
待ちにまった嬉しい便りが届きました。
永年の夢でもあり、1年かけて練ってきた事業計画が県の「経営革新計画」に認定していただきました!
テーマは『ラボ・店舗併設型餃子ファクトリー』
今までに類の無い全く新しい餃子の事業です。単に効率や営利を求める事業ではなく、餃子道場、ラーメン塾、
手作り餃子教室、などなど新規で餃子ビジネスを始める方や、ファミリーにも開放して餃子の裾野を広げます。
地元はもちろん県外や海外の人にも利用していただけるそんな施設にしていきたいと思います!
そしてもう一つの大きな目的は、スタッフの『働く喜びと誇り』です。
仕事は向上心やモチベーションによって結果が大きく変わります。
この事業計画を通してスタッフにも大いに成長してもらい、組織の一員である誇りを感じてもらいたいと願います。
新年度が始まりましたね。
それと伴いいろんな新しい行政サービスも始まります。
事業者や開業者にとっても様々な支援サービスがあり、その中でも企業の成長力・経営力向上を目的とした補助金事業では、
各分野の専門家のアドバイスを受けられるものや、設備投資等に最大1,000万円の補助金を受けられるもあります。
実際に弊社も過去に開発と設備投資で、1,000万円の補助金を何度か頂いたこともあります。
せっかく受けられるサービスがあるのに知らずに使わないというのは損ですよね。
申し込み期限や予算枠などもあるので、どんな支援があるのか、又はどんな支援が受けたいか、
早めに最寄りの商工会や取引銀行などに相談してみるのも良いかもせれませんね。
もちろん弊社でもいろんなアドバイスや支援ををさせていただいております。
<詳しくは中小企業庁HP> http://www.chusho.meti.go.jp/hojyokin/
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